5月26日(晴れ)のつづき |
そして、部屋に帰ってきて晩ご飯のしたく。下のスーパーの出店で買ったアフリカ製の食器に、生野菜にオリーブの漬け物とオリーブ油で作ったドレッシングをかけて、クリームソースのラビオリ。そしてメインは皮をむいてゆでてからバターでこんがりソテーしたホワイトアスパラ!!やはりうちでいただくのが気持ちの良いディナーだな。
5月27日(晴れ) 朝起きてから今日はサンジェルマンまで。10時過ぎにラデュレについて朝ケーキなのだ。ブティックのような店内に入り、カフェのコーナーはなぜか東洋趣味。天井も高く重厚な感じ。ケーキをカウンターに注文しに行き、さんざん悩んでピンク色の大きいマカロンみたいなフランボワーズのケーキとしっかりしたモンブラン。もちろん京子がモンブランである。味が濃い。トレトレボン。京子はもう一つケーキを選びに行く。そしてしっかり小さなマカロンを買ってしまう。いろんな味を選んで8種類。ここのマカロンはパリで一番好き。
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お昼までセーヌ通りを散歩して下っていき、お総菜とケーキのミュロへ。ここは安くておいしいと評判の店。キッシュやエビのサラダ、サンドイッチを持ってすぐ近くのリュクサンブール公園に持っていき、気持ちよい日差しの中ブランチをいただく。この公園でも大きな水彩紙を広げて木漏れ日の公園をスケッチする。そのあとは、ミュロのケーキを・・・。
近所の日本でも有名なショコラティエ、ヴァヴァンにあるジャンポールエヴァンでボンボンショコラとショコラショーの粉を買う。ここにいたのはかわいい日本人の売り子さん。いろいろ聞きながらショコラを選ぶのは楽しい。ショコラを持って近所のヴァヴァンの交差点の歴史のあるカフェ、ロトンドでコーヒーをいただく。ここでもテーブルとコーヒーをスケッチ。京子は向かいのカフェドームを鉛筆でスケッチしている。カフェでのスケッチの時間はとても贅沢。 |
そして、正面のモンパルナス大通りが規制されて大がかりなデモが行われている。5月のこの時期はストがおいのでいやな予感。交通機関が長期間麻痺してしまうのだ。パリの名物と言えばそれまでだけれども。 部屋に戻ってきて、スケッチしたのがこの部屋の風景。白い壁に緑の絨毯。広いワンルームで大きなバルコニーがついている。道路側は全面のガラスで明るい光が入ってくる。丸いテーブルに並べたのはこちらで買ったアフリカ製の食器やhabitat(アビタ)で買ったナイフやフォークのセット。テーブルマットなど。花屋で買った小さな花をシャンパンの空き瓶にさしてみる。まわりには新聞紙を巻いて。
5月28日(晴れ) 午前中は1人でパリのはずれのスロットレーシングの模型を扱うショップに行くも収穫なし。午後から、パリの古いパン屋さんポワラーヌとモンブランで有名なアンジェリーナへ。ポワラーヌはブティックのような佇まいで、店員さんの女の子が制服を着て手を後ろに組んで壁際に並んでいる。注文したのが黒くて重いフルーツの入ったパンと、デニッシュのような生地の白いパン。そしてクロワッサンやリンゴのパンも買う。絵の描いてる白い紙袋に入れてくれる。アンジェリーナのモンブランは大きくて甘い。京子はラデュレの方が好きみたい。 |
5月29日(晴れ)
朝からスケッチブックを持ってモンマルトルへ行ってみる。10時近くで人も多かったので裏通りへ。階段を下りていくと、そこで見つけたのが数年前にも停まっていたグリーンのランドローバーシリーズ1。階段に木の影が映り、斜めの日差しが車を浮き立たせる。道路の端にぺたっと腰を下ろして、2時間ぐらいで絵を仕上げていく。モンマルトルのこんな時間も大好きだ。パリで裏道を歩くと時間が止まったような瞬間が現れる。 お昼はざわざわしたモントルグイユ通りに出てきて、はやっていそうなカフェに飛び込む。道路に並べられた赤いテーブルでいただいたのは、田舎風テリーヌとトマトとモッツアレラのサラダ。赤い食前酒をいただきながらのランチに2人でとても満足する。パリのカフェでランチをいただくとき、こんなサラダと前菜だけでも、パンが付くのでおなかいっぱいになってしまう。そんなときは、水道水のカラフド(カラフに入った水)を注文。 夕方から友人の玲さんのアパルトマンを訪ねる。くねくねと階段を上がっていく天井裏の部屋は緑がいっぱい。絵に描いたようなパリジェンヌのお部屋?玲さんはパリの生活を楽しんでいる感じ。(つづく) |
溝呂木 陽 |